風のテラスがすき

てきとーにいきてみたいな。のんびりと。でも、そうもいかないか。

週末の別荘は快適⁉️ 一波乱ありの週末

今週末も行ってきたのだ。

 

群馬県にね。

 

友の家は「別荘」にすることにした。

 

今回もテント貼って🏕

薪ストーブいれて

秘密基地ごっこ

 

アラサーの女子がやることなのか?

 

テントの中で作る料理は美味い。

 

ビーフシチュー作り赤ワインで、乾杯するところに隣のおじいちゃんとおばあちゃんがやってきた。

 

「あれ!またテント貼ってんの?」

 

「今週もお邪魔してます」

 

「あたし達もおしゃまするよ」

 

と持ってきてくれたのは

 

白菜の漬物🥬

 

白菜の漬物は私の大好物なんです。

 

しかも、おじいちゃんが

日本酒持ってきてくれた。

 

「何作ったの?」

ビーフシチューです」

 

多めに作ったので

一緒に食べることに。

 

酒盛りがいた感じになった時に

事件が起きた。

 

テントに入ってくる若い男!

 

「どちら様ですか?」

としらっと言うが、先週お別れした男がやってきた。

 

入ってきて何か話すかと思いきや

何も話さない。

 

爺さんが「おめ、久々だな」と言う。

 

「来なくていいから帰ってね」

「二人で話せないかな?」

「もう終わりにすると言ったよね」

 

なかなか嫌な空気が流れ始める。

 

そこに、新たなる若い男がやってくる。

 

「遅くなりました」

 

誰?この人?

 

と思っていると

「うちの孫だ」

 

へー!

なかなかのイケメン!

 

「持ってきてくれた?」

「はい」

 

新聞紙に包まれているのは

大きな斧🪓!

 

「あとで薪割りするから」

「あ、君邪魔だから出て行って」

 

と元彼を追い出す。

 

寒い中、男は外で立ちつくすのだよ。

 

白菜の漬物🥬がさらに加わり

日本酒はあっという間に

なくなった。

 

母家に酒を取りに行くと

まだ立っている。

 

「風邪ひくから車で待てば」

「いや、ここで」

「なんで先週来なかったの?」

「あ、色々都合があって」

「他の女としけ込んでたの?」

「、、、、、、、、、」

 

肝心なこと話さないなね。

しばらく立ってなさい。

 

酒を二升持ってきて熱燗にする。

白菜といぶりがっこのつまみに、日本酒!

テントの中は28度!

 

快適だよ。

「薪ストーブあったかいね」

 

隣の爺さんら婆さんは喜ぶ。

 

トイレタイムとなる。

さすが田舎の家だ。

 

外にもトイレがある。

これちょー便利だよね。

 

農作業の時にトイレ行きたくなるからね。

 

トイレに行こうとすると

まだ立ってる。

 

「あのさ、呼んでこようか?」

「あ、いいです」

 

そう?

 

この男、座り込みを始めた。

 

さて、何時間もつかな?

 

じいちゃんが、トイレに行くときに話したらしい。

 

「あのな、何があったか知らねーけど、あのねーちゃんきついぞ。この田舎で一人暮らし平気だからな。相当の根性持ちだよ。座り込んでも無駄だぞ」

 

と言ったらしいが、妙にへこたれない。

 

暗くなり、じいちゃんが帰り、ばあちゃんも帰る。

 

友が動く。

 

「もう決めたから。迷惑だから帰って」

 

この一言はきつかった。

 

車に乗って帰るのしかないのだ。

 

テントの薪ストーブに薪を入れながら、考える。田舎暮らしと孤独。

 

楽しさを作らないとな!

 

テントをそのまま放置して、母家に帰った。

 

囲炉裏に火を入れて、

友と話した。

 

「勝手に生きるのが好きなんだよ。私はね。ここに、一緒にすまない人とは、結婚できないよ」

 

これは手強いな。