風のテラスがすき

てきとーにいきてみたいな。のんびりと。でも、そうもいかないか。

グルメサイトに載せない店が美味い

とある店の店主が「グルメサイトに載ってんだけど、削除する方法ねーかな」と話しかけてきた。

 

勝手に載せた人がいるらしい。

 

そこで、店主のメールアドレスから削除依頼をしたら消された。

 

全てのグルメサイトからである。

 

ミシュランガイドには掲載を拒否してるのだと。

 

なんで拒否するのか?

 

「食いもんやはね、自分の足で見つけるもんなんだよ。それに掲載されてる店なんだけど、味がイマイチな店が掲載されてるからな」

 

と、仕事に厳しい職人肌の料理人にとって、グルメガイドは迷惑な存在なのだと。

 

「あのね、普通はさ自分の店を宣伝したいだろ。ところがさ、グルメサイトの順位は金で売り買いしてのだよ。32位が空きますからいかがですか⁉️と営業が来るよ」

 

は⁉️ランキングの売買⁉️

 

そこで、まじまじと見てみた。

 

墓参りの時に立ち寄った、めちゃまずいパスタの店の評価は、3.5‼️

 

はーー?

 

評価1だろ。

 

そこで、評価1をつけてみた。

 

数字に変動はない。

 

コメントしてる人の平均を割り算すると「3」ない。

 

なのに

3.5

 

ということは、

 

めちゃいい加減。

 

「お姉さんみたいにふらっと入ってきて、料理の話をしながら酒飲んでくれる人がいいな。騒ぐ奴らは、ガード下の焼き鳥屋産でやりなさいよ」

 

ですよね。

 

カウンターで、一人楽しく酒を飲む。

孤独のグルメ大好きな私は、この店をこよなく愛する。

 

他の客に絡むことはないように、酒を出すタイミングを微妙にずらす。

 

技だな。

 

女一人が安心して、なんでも食べれるお店は、荒らされたくないのだよ。

 

店主の眼力はすごい。

 

「あの、二人なんですけど」

「すいません。いっぱいです」

 

なんで断ったのかな?

 

客は私一人しかいないけど。

 

「あなたの顔はダメなんだよ。酒に飲まれるタイプだな」

 

「あの、一人なんですけど」

「どーぞ」

 

今度は、入れたぞ。

 

「お嫌いなものはありますか?アレルギーのある食べ物はありますか?」

 

「なんでも食べます」

 

「うちの店は、その日の仕入れでメニュー組み立てますから、おまかせなんです。あと、支払いは現金のみです。」

 

「わかりました。予算は2万円ぐらいですか⁉️」

「お客様のご要望によります。平均で1万円ですよ」

 

え⁉️

私、8000円以上払ったことないけど(笑)

 

気楽なお店がいいよね。

 

とびきり美味いものが出てくるお店。f:id:penland:20221028213752j:image
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