風のテラスがすき

てきとーにいきてみたいな。のんびりと。でも、そうもいかないか。

名古屋人の常識はどうなってるのかな?

名古屋に仕事で行き、仕事を早く終わらせる。

 

たまには行くか?と温泉に向かう。

 

海の見える温泉宿に泊まり、女3人で部屋にある露天風呂に入る。

 

海が見れるのはいいことだ。

 

そして、お酒を飲みいい気分なり、3人とも寝てしまった。

 

気がつくと仲居さんが

食事の準備をしてくれる

ということで、起きた。

 

舟盛りをはじめとして、

ステーキやら、

鮑ステーキ、

盛りだくさんの

夕ご飯。

 

淑子が「なんか量が多くない?」

と言い出した。

 

確かに、

サラリーマンやっていたときに

全国の旅館には泊まってきた。

 

淑子は出版者勤務していたときに

旅行雑誌を編集していたから

色々な旅館を旅してきた。

 

えー仕事やん。

 

その淑子が食事の量の多さに

驚いている。

 

当然残る。

 

すきなものだけ食べよう。

そう決めて食べても残る。

 

仲居さんに、なんでこんなに量が多いのですか?

 

「みなさん残されます。タッパに詰め込んでお待ち帰りする人が多いですね」

 

は?旅館の食事を残して、家に持ち帰る?

普通は食中毒になるリスクもあるので、

持ち帰りさせないよね。

 

「名古屋の人は量が多くないとダメなんです。旅館の食事は必ずお持ち帰りになります」

 

は?なにそれ!

 

今までの人生で旅館の食事を持ち帰ったことない。

 

不思議に思い名古屋の取引先の社長にメールで聞いてみた。

 

すると。

 

「あ、食事の余りな。持って帰るで。持って帰れるぐらいの量の食事でないと、名古屋人は納得せん」

 

「嘘やん。そんなことあります?」

 

淑子は旅行雑誌を編集していてけど、

愛知県の旅館は来たことがなかった。

 

「聞いたことないよ」

 

おもろくない。

 

名古屋の常識、世界の非常識‼️

 

これを特集して、書いたらどうなるかな?

 

「おもろいかもな」

 

お酒の入るスペースのない胃袋に、酒を流し込みながら名古屋の研究が始まるのである。

 

明日の朝は、変な魚おじさんに会いに行くことにした。

 

いるかな?

 

日向兄貴にも会いたい。

 

どんな人なんだろうね。

 

と、はしゃぎながら、温泉に浸かりながら月を見ていた。