風のテラスがすき

てきとーにいきてみたいな。のんびりと。でも、そうもいかないか。

さるべきか いるべきか それが問題だ

昔の人はよく言ったものだ。

 

立秋

 

真夏なのに秋になったという暦のことば

 

不思議とここ数年、立秋になると秋風が吹き始める。

 

この秋風を感じると夏が終わり

 

気怠い西日に照らされながら

 

営業に行く日々が続くのである。

 

夏物のジャケットが心地よくなる頃には

 

新年の企画で忙しくなり

 

気がつけば大晦日になっている。

 

これが毎年のことなのであるが

 

今年はちょっと違う。

 

働き方が大きく変わっている。

 

新型コロナウイルスの影響で仕事は

通勤から在宅勤務テレワークになり

営業に行く前にテレビ通話システムで

要件を伝えることが多くなった。

 

最初は、在宅勤務が楽しかった。

でも、だんだん飽きてきた。

 

家にピアノを入れた。

さらに、ソファーを買い直して

カウチポテトを楽しみながら

映画を見るのが趣味に加わり

仕事は、捗っているのか

停滞しているかがよくわからなくなってきた。

 

考えることはただ一つ。

このまま、サラリーマン生活するなら

いっそ辞めて独立できないか?

と考え始めた。

 

独立した食べていくには、

月額いくら稼げばいいのだろうか?

 

なにで稼ごうか?

自分の専門だよね。

 

相棒はライターとして

編集者として食べていく

決意をした。

 

というか

紙媒体に別れを告げた。

 

私は、どうしようか?

なにができるのか?

冷静に考えてみた。

 

今もらっている給与は悪く無い。

でも、ダメなのはなぜなんだろうか?

 

簡単だよね。

現実の世界とあるべき世界の間に

浮かび、今自分がどこにいるのか

わからなくなってきたのが会社なんだ。

 

営業は大好きだけどね。

おっさんどもと酒を飲みながら

話を聞くのも大好きだけど。

 

このままいたら、自分を失うのでは?

そう思うのだよ。

 

時の流れに

どんどん流されて

気がつけば

おちゃんになる。

これが、現実だよね。

 

どうしようか?

どうしたらいいだろうか?

 

休みをとって考えるとするか?

それがいいかもしれない。