昔世話になった人が、会社を辞めて独立する。最初はフリーランスで、それから会社を作るという。
激励に銀座のコアワーキングスペースに行ってみた。
会社は違えども妹のように可愛がってくれた先輩だから、久しぶりに会いたくなった。
人脈はエベレスト級で、相談に行き解決しないことはない人だ。
一階はCafeで2階がフリースペース。
で、いってみて驚いたこと。
シェアオフィスでテレワークしてるのよ。
人材派遣屋さんみたいなおじさんは、会議中。
マンション管理士さんは、顧客開拓中。
コアワーキングスペースは、静かにパソコン作業するところではないの?
たまに、打ち合わせにゲスト利用してましたけど、この非常識さには感嘆する言葉もない。
個人の固有名詞、企業名が垂れ流し状態。雑誌記者は最高の取材源となる。
どの企業がどの分野の人が足りなくて、何人募集するのか?
このフリースペースで動画編集してる人、原稿書いてる人は普通の利用者だよね。
大きな声で長々とテレワークする感覚が理解できない。なんで普通のオフィス借りないのかな?
コンプライアンスが全くない企業として認定されるよね。
それを止めない運営会社はなんなんだろうね。
信じられない。
独立する時、個人情報保護を最優先に考えて、自宅を仕事場にした。
リビングに4人が座れる机と、12時間座っても疲れない高かった椅子を4つ買って、Wi-FiもNUROに変えて、高速化した。
そして、同じマンションに空き部屋が出たので、もう一部屋借り、そこを事務所にした。
大家さんにも説明して許可をもらった。
女3人の事務所は3部屋あり、休憩室も作った。
大声で話すことなどありえない。
ベンチャー企業の走り出しは何が大事か?
信用だよ。
そして、守秘義務を徹底すること。
こんなことしたよと書いても、具体的にどんなことしたのとはここでは書けない。
先輩に「別の事務所借りた方が良くないですか?」と聞いたら「この事務所の会話はネタだろ」とさらりという。
シェアオフィスでテレワークしてる会社なんて、会社名公表されたら倒産するよ。確実にな。
誰が聞いてるかわからない場所で、仕事の話をするのですよね。
こわいこわい。
面白いから、今日もアホの顔を見て笑い、先輩に鰻をご馳走になろう。