風のテラスがすき

てきとーにいきてみたいな。のんびりと。でも、そうもいかないか。

一年の計は元旦にあり 2021年の正月の珍事

2020年の大晦日は、テレビが面白くなかったな。

紅白とは言い難いものが垂れ流されており、格闘技が主役になっている感じ。

 

年賀状は取引先の社長に筆字で書いて送った。

 

もちろん、うちの新人の筆ですよ。

 

初詣は新型コロナの関係で控えました。

 

皇居での一般参賀も中止となり、今年の正月は平年と比べて何かが変。

実家にも帰らず。親父は「どこで何してるんだ」と電話がくるのです。

 

「あのね。新型コロナウイルスに感染するから帰ってくるな」と言ったのは、あなたです。

 

とお怒り気味に言ったら、しゅんとしている親父。アホか。

 

実家かからおせちを持ってきてくれた淑子のお重を開けて、秋田の刈穂を徳利に入れて、お餅を焼いて、お雑煮を作る。

 

そこで、派閥が別れるのです。

 

もちは「まるもち」が基本と言い張る淑子。

雑煮は白味噌に金時にんじんが基本という新人くん。

鰹出汁で作るのおすましの雑煮の私。

 

キッチンはちょっとした、修羅場になりかけたのですが

全部食べよう。ということにして、今日はくじ引きで

白味噌のお雑煮をいただくことにしました。

 

京都の甘い味噌のお雑煮。

まるもちに、なぜかぶりが入るお雑煮は明日ね。

私の鰹出汁の雑煮は3日です。

 

どうでもいいやんと思ったのですが、

それぞれ引かないから面白い。

 

お節料理で普通は作らないであろう

ワインの寒天は私の母が学生時代に

下宿したおうちの味らしい。

 

これを実家から持ってきていたのです。

 

「何これ?」

 

「寒天」

 

「この赤は?」

 

ボルドーワインと砂糖と赤玉ポートワイン

 

「え?どんな味?」

 

とみんな興味津々なんですよね。

 

食べてみたら。

 

「え!めっちゃいうまいやん。何これ?」

「アルコールが残っているのね。これ美味しい」

 

と相棒の二人はご満悦。

 

そして、雑煮が出来上がり、昨日買っておいた

焼き鳥も加わって正月の宴会が始まります。

 

淑子はうちに3日まで居候。

それに、新人も居候。

 

女三人で何をするのかというと

酒を飲みながら、事業計画をただ話すだけ。

 

これが面白いのです。

 

酒が入り、zoom新年会をやろうと提案が

大学の後輩からきましたが、却下。

 

正月くらい静かにさせてよ。

 

ということこで、パジャマは着替えて

ジーンズとスウェットで飲み会が始まります。

 

酒はゆっくり飲もうね。

 

何時に終わるのかな?

 

飲み始めて10時間が経過しておりますが

まだ食べて飲んでいます。

 

そして、雑煮の話になり雑煮とはという

定義を決めるバトルが始まるのです。

 

どーでもいいでしょ。

 

寝ようよ。