風のテラスがすき

てきとーにいきてみたいな。のんびりと。でも、そうもいかないか。

物忘れ外来に連れて行き、、、結果がすごい⁉️

脳梗塞カテーテル手術を受けた母の容態は、かなり回復してきたと主治医からの報告を聞き安心できた。

 

脳の腫れが引かなければ、ここ数日と言われたから葬儀場、戒名まで準備していつでも葬式のできる体制にした。

 

兄には「葬式はすみなかに行う」と連絡してら「まだ死んでないだろ」と怒られたけど、母が意識不明になったら葬儀の準備をしろと言っていたから、粛々と進める。

 

先になんでもやると、回復するのだよ。

 

 

問題は、高齢の親父だ。

話にならない。

 

そんなある日に、親戚から電話が来た。

 

「なあ、お父さんの様子がおかしいぞ」と言われ、「何かありましたか?」と聞いたら1日に14回電話があるということだった。

 

これはやばい‼️

 

そこで、ネットで調べに調べてたら「物忘れ外来」と言うものが出てきた。

 

病院に電話したらコロナの影響かものすごく混んでいるのだと。

 

なんとか当日健診ができるところを見つけて父を迎えに行く。病院に言われたのは「電車で来てください」とのことだった。

 

タクシーでたった3分の距離を移動して、電車に乗って連れて行く。

 

最寄駅からは歩かせる。

 

問診票に記入する。

 

検査が始まった。

同席した。

 

「はい、この箱に何が入っているかな」と箱を開けられて色々な物が出てくる。

 

時計、スプーン、カギ、など全部見せられる。

 

先生の問診が続く。

 

「さて、この箱には何が入ってましたか?」

 

「えーと。忘れました」

 

「ヒントです。白い物がありましたけどなんですか?」

 

「わかりません」

 

ことごとくダメだ。

 

さらに、「今からいう言葉を3つ覚えてください。梅、自動車、犬」と先生は言ってまた問診が続く。

 

 

しばらくして「先程ですね、言葉を覚えてもらいました。言ってください」

 

「忘れました」

 

「思い出せませんか?」

 

 

「ダメです」

 

「ヒントです。動物です。植物です。機械です」

 

 

「わかりません」

 

 

「えー、それではMRIの検査をしますね。体に金属は入ってますか?」

 

「ありません」

 

「なら、看護師さんについて行ってくださいね。お嬢様は問診があります」

 

 

父がいなくなり私に質問がくる。

 

「何か変化がありましたか?」

 

「親戚中から苦情電話がありました。私にお金を取られたとか、証券会社の口座を凍結されたとか、被害妄想です」

 

「暴力はありましたか?」

「ないです」

「徘徊はありますか?」

「実家の近所に父の兄弟の家がありますけど、そこに一日8回も来たそうです」

「どうされましたかね」

「伯父は一緒に銀行に行ったそうです。一円たりたも動いてないことが確認されました」

 

MRIの検査はかなり精密に出てきた。

父も脳梗塞の跡がすごい数ある。

 

白い点がある。

 

「脳の収縮が進んでいます。認知症が進行してますね。なので、2週間後に再度検査を行います」

 

予約して帰ってきた。

 

数日前のことだけど、父が物忘れ外来に行かないと言い出した。

 

行きたくな理由は、認知症と認定されると自分の金を裁判所が取り上げると思っているらしい。

 

成年後見人を選任すればそうなるな。

 

 

まだ、そのレベルではないと思うけどどうだか?

 

 

今日父に通告してきた。

 

「物忘れ外来の診察を受けないのなら、親子の縁を切ります。どうしますか?」

 

 

それだけ言って帰ってきた。

 

 

また泣きながら電話来るのだろうか?

 

 

 

かなりヤバくなってきた。

 

 

 

皆様はどうしてますか?